熊本市東区湖東3丁目の国道57号沿いで16日午後7時50分ごろ、散歩をしていた同区湖東2丁目、会社役員菊川弘さん(79)が、向かい側から来た県立高校2年の男子生徒(16)=熊本市=の自転車と衝突した。県警によると、菊川さんは転倒して後頭部を強く打ち、病院に搬送されたが17日午前4時50分ごろに死亡した。
朝日新聞デジタルより
昨日、6月16日。こんなことが起きていた。
へらない無灯火運転
この自転車、無灯火とのことだった。
暗い夜道での無灯火運転は、自転車を凶器にする。
おまけに歩道の走行であり、歩行者に衝突する危険性はかなり上がる。
人はどうして学べないのか。
先日、交通安全教室が本校で行われた。
4年生の自転者の、走行の仕方の実習だ。
ヘルメットをかぶりましょうとか、夜の走行は危険ですからやめましょう、走行するときは必ずライトを点灯しましょうなど、大切なことを学ぶ。
しかし、実際にはそれがいきてこない。
こういうことが本当にたくさんあり、こんなニュースを見るたびに無力感に襲われる。
併せて、この高校生の前途がかなりハードなものになるのではないかと心配だ。
無灯火で走行するということで、人を一人死なせてしまうとは、まさか思わなかっただろう。
相手は会社役員だったとのことで、賠償額がかなり高いのでは?とのコメントも読んだ。
今は、なぜこんなことになってしまったのか、と頭を抱えているのだろう。
願わくば、このことがきっかけになって、無灯火運転が激減してくれることを。