保護者は、「ねえ、どんな先生なの?」と帰って来た子どもに聞くので、先にこちらからアピールしておきます。
できればユーモアたっぷりに書いた方が、後から話題になったりして親近感を持ってもらえました。
名前と読み方
一応,読み仮名をきちんとつけておきましょう。
名前にまつわる由来などがあればもっといいです。
覚えてもらえます。
この市に二人しかいないとか。
歴史上の人物の末裔であるとか(嘘とはっきり分かるように書くのがよし)
年齢
いくつくらいの先生なのかは,保護者にとっては結構気になるものですので、先に教えます。
自信を持っているんだな,開いてくれる先生なんだなーという印象を持ってもらうことができます。
これまでの担任歴
何年ほどの経験なのか、この学年を何度くらい持ったことがあるのか。
初めて担任する学年でも堂々と書きます。
私たちは、教員免許を持っている以上、どの学年でも担任できるのです。
新任でも自信を持って「担任経験はありません!しかし、この子どもたちは、私にとって最初の教え子さんたちです」と書いたらいいです。
新任かどうかを気にする人はいますが、どうせわかるのです。
むしろ、若々しさと前向きなイメージを出しておくと安心してもらえるでしょう。
学んできたこと 専門
これは教師の専門職としてのアピールです。
算数の教科を研究してきたとか、学級集団づくりについて学んでいるとか。
新任なら、大学なり養成所なりでのテーマを書くといいでしょう。
私は、専門家なのだという意識を新たにすることもできます。
専門家として学び続けているからこそ、人に教えると言うことができるのですから。
この子たちとのかかわり
これまで、委員会活動やクラブ等を通して何らかのかかわりがあれば、その印象を書きます。
自分の子どものことを前から知ってくれている人が担任になったということは保護者にとって安心のポイントになります。
かわいがってもらえるにちがいない,目をかけてくれるに違いない,という安心感を持ってもらえます。
好きな言葉とか、取り組んでいるとととか、夢とか
親しみを持ってもらう意味で、調味料的に。
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だいたいこんなところでしょうか。
相手にまず「知ってもらう」。そのためのアピールです。
「きっと、どんな担任が心配されてるだろうな。安心してもらいたいな。」
そんな気持ちで書くといいと思います。