以前,「アシタノレシピ」で,「目からウロコの子育てレシピ」という題で,「今」の子どもの成長についてのさまざまな課題についてどう考えたらいいのかを述べていました。
さて,ここで考えたいのは,これからの教育はどうなる,というよりも,子どもたちをどのように育てたらよいのか,ということです。
未来に生きる子どもたちのさまざまな仕事がAIにとってかわられるといわれているのです。そういう時代を生き抜いていくために,子どもたちはどのように成長していったらいいのでしょうか。
2045年にはシンギュラリティを迎えるといわれています。
今,令和元年度の中学2年生がちょうど40歳になるころでしょうか。
働き盛りの40代である今の6年生の子どもたちは,予測困難な時代をどう乗り切っていったらいいのでしょうか。
そもそも仕事があるのでしょうか。
税金を払える国民として生活できているのでしょうか。
子育てはできているのでしょうか。
それともますます少子化に拍車がかかっているのでしょうか。
そういう時代において,子どもたちがどのような力を見につけていたらいいのか,ということを考えて,教育政策は作られなければなりません。
決して,他国に比べて学力のポイントが低かったから,もっと授業の時数を増やそうなどということで行われるべきではないのです。
また,学校教育もそのことを見据えて行わればなりませんし,家庭教育も同じです。
「うちの子どもが40代になったとき,どんな世の中になっているんだろう。すくなくとも今と同じ時代ではない。思いもよらないことが必ず起きているはず。その時,うちの子どもはどんな力を身に着けていたらいいんだろう」
どの大人もそういうことを考えて,子どもを育てていかないといけない時代です。
そもそも,世界が今の価値基準のままであるという保証はないのです。
というわけで,Lyustyleが考える,今の子どもたちが将来のために身に着けておかなければならない力とはどのようなものかということについて述べていきたいと思っています。